「note」で100円の有料記事を買う感覚は、自販機で飲み物を買う時に似ている
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先週からだろうか?
「note」というサービスを利用した、「有料記事の配信」が話題沸騰中だ。
イケダハヤトさんが「noteについて」ブログに公開してから、瞬く間に広まったように感じられる。
氏は「有料でブログを買う分化を作りたい」と述べています。
「ネットで投げ銭?」みたいなのは懐かしの「Grow!」の時代からあったんですが、ちょっと早すぎたんでしょうね。
note自体もリリースはだいぶ前ですし。
このタイミングなんですよ。2016年。空気が明らかに変わってきました。
まずはイノベーター、アーリーアダプター層から課金文化が浸透し、徐々に裾野を広げていくのでしょう。
これを機に、色々な方たちが「イケダハヤトさんに続け!イケ―!」な状態でnoteに参入しています。
(イケダハヤトだけにイケ―・・・)
ボケは置いといて、私は「何故、有料記事の分化がこのタイミングなのか」気になりました。
イケダハヤトさんは「note」というサービスについて、前々から知っていたはずです。
もちろん、noteがリリースされた当初から有料記事も配信できたはず。
そうなんです。
何故、noteがリリースされた時に有料記事の分化を作らなかったのか?
疑問に思いませんでしたか?
答えは、この一文に隠されていそうです。
このタイミングなんですよ。2016年。空気が明らかに変わってきました。
2015年でなく、2016年。
noteがリリースされたのは2014年。
2016年までの2年間で「有料記事の分化」の基盤が作られたのだ。
どんな基盤が作られたのでしょうか?
イケダハヤトさんが高知に移住したから「有料記事の分化」の基盤ができた?
そんな訳ないよな・・・。
記事。いやブログ。
まだ東京で消費しているの?
違う違う。kindle・・・!
そう、本の読み方が変わったからか!?
2014年~2015年の間。
amazonを筆頭に、電子書籍の分化が広まりましたね。
私も新刊の場合は、紙の本でなく「kindleの本」を買うようになりました。
kindleは電子データです。
紙の本は「形」として手元に残りますが、kindleは電子データ。
手触りはないし、kindleが無いと読めません。
それでも、今では躊躇なく「kindleで本を買います」。
kindleを使いはじめる前は、躊躇していた電子データの購入。
今では「自販機で飲み物を買う感覚」です。
2015年は「kindleで本を書く人」も沢山いましたね。
気になるあの人の書いた本が、kindleで買える分化になってきました。
イケダハヤトさんが言うように「空気が変わってきました」。
「電子データを躊躇なく買う時代の流れ」が来ているんだと思います。
kindleという形だけじゃない。
「note」や他のフィールドで「個人が有料記事を売る分化」が始まるのか。
2016年の時代の流れがどうなるか楽しみですね。